偽善だなぁと感じた瞬間
2007年2月11日 日常用事があったので、お昼くらいに外出。
家の前はゴミ捨て場で、リサイクルの日だったらしい。
自転車でゴミを捨てに来ているおっちゃんが居た。
丁度、おっちゃんがゴミ袋を自転車から降ろそうというところで横に差し掛かる。
突然、
ガラガラ ガッシャーン
自分の足元に割れた貯金箱(ぶた)が転がってきた。
どうやら袋が破れたらしく、陶器の破片やらなにやらが散乱している。
おっちゃんと目が合った。
どうして良いかわからない、弱々しい目だった。
自分は貯金箱を跨いで、そのまま通り過ぎた。
一台の車とすれ違い、その後、怒鳴り声がした。
瞬間、足が進まなくなった。
見捨ててきた(?)という罪悪感と
それでも一緒に拾ってやろうと思わない自分への嫌悪感に苛まれ
そのまま進めないでいた。
どのくらい経っただろうか。
多分、時間にしたら1分ほどだったと思う。
踵を返すと自宅へ向かった。
車が立ち往生していて、散乱したゴミを拾っていた気がする。
そっちを見ないように、逃げるように、家へと向かった。
・・・
家から出て、ゴミ捨て場を見ると、車は居なくなっていた。
自転車のかごには、ゴミがそのまま入れられていた。
近くにはまだ散乱しているようだ。
「これ、よかったら」
家から取ってきたゴミ袋(2〜3枚)を差し出す。
「あ、どうも…」
驚いているようだった。
目が見れない。
そのまま逃げるようにその場を去る。
やっぱり、一緒に拾ってあげようとか微塵にも思えなかった。
もしかしたら余計なお世話だったのかもしれない。
親切心でもなんでもなく、自分への嫌悪感、罪悪感を埋めるための行為。。。
駅へと向かう自分の足は、決して軽くはなかった。
家の前はゴミ捨て場で、リサイクルの日だったらしい。
自転車でゴミを捨てに来ているおっちゃんが居た。
丁度、おっちゃんがゴミ袋を自転車から降ろそうというところで横に差し掛かる。
突然、
ガラガラ ガッシャーン
自分の足元に割れた貯金箱(ぶた)が転がってきた。
どうやら袋が破れたらしく、陶器の破片やらなにやらが散乱している。
おっちゃんと目が合った。
どうして良いかわからない、弱々しい目だった。
自分は貯金箱を跨いで、そのまま通り過ぎた。
一台の車とすれ違い、その後、怒鳴り声がした。
瞬間、足が進まなくなった。
見捨ててきた(?)という罪悪感と
それでも一緒に拾ってやろうと思わない自分への嫌悪感に苛まれ
そのまま進めないでいた。
どのくらい経っただろうか。
多分、時間にしたら1分ほどだったと思う。
踵を返すと自宅へ向かった。
車が立ち往生していて、散乱したゴミを拾っていた気がする。
そっちを見ないように、逃げるように、家へと向かった。
・・・
家から出て、ゴミ捨て場を見ると、車は居なくなっていた。
自転車のかごには、ゴミがそのまま入れられていた。
近くにはまだ散乱しているようだ。
「これ、よかったら」
家から取ってきたゴミ袋(2〜3枚)を差し出す。
「あ、どうも…」
驚いているようだった。
目が見れない。
そのまま逃げるようにその場を去る。
やっぱり、一緒に拾ってあげようとか微塵にも思えなかった。
もしかしたら余計なお世話だったのかもしれない。
親切心でもなんでもなく、自分への嫌悪感、罪悪感を埋めるための行為。。。
駅へと向かう自分の足は、決して軽くはなかった。
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