【読書】体は子供、心は幼女
2010年1月8日 読書
読みたいといっている人を止めたりはしないけど、自分からはお薦めしない厨二病系ファンタジー
ぼくと彼女に降る夜 ガールズ・メイク・クライ~偽りを慟哭する者
表紙に釣られてもう7巻、貶すからには買わないとの精神でウォッチし続けております。
発売から2ヶ月も経ってしまいましたが、被害者を増やさないため、ネタばれ全開で頑張りたいと思います。
今回、物語としては急展開を迎えます。
が、読み物としてはあっさり。
主人公はほぼ空気。
期待してはいけません。
頑張って見所を探していきましょう。
「毎日のように清夢家にやってくる『歪』の魔乖術師、サクラリス」
さっそく裏表紙に間違い発見です。
さて前回、「天才」こと『異』の魔乖術師サクラリスを新たにファミリーに加え、
主人公のロリータキラーっぷりに拍車が掛かってまいりました。
氏曰く、「満年齢で言うと、僕は今年で五歳になるよ」(前巻より)
現在四歳ですね。
先生(年上)→ヨルミルミ(同い年くらい)→ナナ(年下○学生くらい)→サクラリス(ょぅじょ)
回を重ねるごとに主人公の周りの女性年齢が低くなってきます。
しかも、
「ねぇ、ナイト君。単刀直入に言っていいかい」
「SEXしようか」
「僕の見立てでは君童貞だよね。僕も処女だからお互いちょうどいい。一つ経験を積もうじゃないか」
と四歳に迫られてしまいます。
八街さんは何に挑戦しているんでしょうか。
あ、見た目は15歳くらいらしいです。
でも、それでもアウトですよね。
さてさて、今回、魔宴が急展開を迎えます。
七名の参加者のうち、『滅』『偽』『歪』は既に滅び、『異』は離脱。
『闇』ヨルミルミの相手は『時』と『無』の二人となりました。
「天才」サクラリス-レポートによると、、、
『無』はあらゆる事象を消去することができる魔乖咒。まぁ、そこまでたいしたことはできないんだけど。
ちょっとエクスデス様にアヤマレ。
どうやら自分自身の存在を抹消して、「存在しない存在」になるつもりのようです。
「存在しない存在」なので存在することすら知ることができないから、警戒も何もできないとかなんとか。
他の参加者が最後の一人になって油断するまで待ちまくる戦法なんですってよ。
そんな厨二設定の塊のような『無』もマシだと評するのが『時』
『時』は時間を操る魔乖咒。『時』はその力で自分自身の時間を停止させる気だよ。
時間が停止すれば、時間の中で生きるものは誰も手出しができなくなるとか。
自分からも手出しできなく変わりに、半永久的に生きることが可能、と。
自分以外の参加者が死ぬまで、何百年でも何千年でも待つ戦法なんですってよ。
回りを固めて海にでも沈めてしまえ。
止まった時の中からどうやって外の状況を知覚するのか?とか突っ込んじゃダメですね。
だって、
「『無』と『時』の二人は僕が殺しておいてあげたよ」
わーぉ。魔宴終了のお知らせ。
もの凄い出落ちでした。出てませんが。
さてさてさて。
流石にヨルさんは素直に勝者を受け入れません。
ツンですね。
『異』と『闇』の対決の火蓋が切られます。
タイマンです。
主人公は見学です。
サクラの攻撃!→ヨルは瀕死の重傷を負った。
あれ…ヨルの様子が…
ヨルは「始原の暗黒」に変化した。
サクラの攻撃!→しかし効いてない!!
ヨルの攻撃!→サクラの四肢が弾け飛ぶ!!しかし効いていない。
ヨルの攻撃!→サクラの存在が消し飛ぶ!!しかし効いていない。
次元の狭間からサクラの本体(幼女)が現れた!
サクラリスビーム!
→ヨルの半身が消滅した。再生した。
サクラリスビーム×2!
→ヨルの頭部以外が消滅した。再生した。ビームへの耐性を得た。
サクラリスの四妖拳!サクラリスビーム×4!
→圧に負けヨルの体が砕け始める!羽が生えた。抜け出した。ヨルは暴走した。
ヨルの攻撃!攻撃!攻撃!攻撃!!…
やられても、その攻撃に対する耐性を得、進化し続ける究極戦闘生命体「魔王(エル・ケーニッヒ)」の力の暴走により、サクラを圧倒するも、ヨルの存在が「魔王」に侵食されていきます。
もう手遅れです。
ナイト「I Love You.」
ヨル「Me too.」
めでたしめでたし。
戦闘後、なぜか無傷のサクラとの会話タイム。
普段からアレな主人公ですが、気絶しているヨミを今のうちに殺すというサクラに激怒してサクラを傷つけます。精神的な意味で。
本気で傷つき、心を閉ざすサクラ。
それを見てハッとする主人公。
この流れなら再び心を通じ合わせるためには、間違い無くあと1巻くらいのエピソードが必要なところです。
ナイト君の「自分はまたも…取り返しのつかないことをしてしまったのかも、しれない」という認識。間違ってません。
しかーし。打ち切り間近感溢れる急展開のこの巻。
10ページで解決。
そして、ょぅじょからのお約束のキス。
そして、ょぅじょへのディープなキス。
アグネスさーん。
どっこい、しばしば主人公の中で出てきた例のお方が顕現され、サクラリスの体を乗っ取ってしまいます。
「我こそは源祖。全ての魔乖を生み出した始まりにして終わりの存在なるぞ」
どうやら主人公の中でサクラの体を乗っ取ろうと機を伺っていたそうです。
で、褒美に主人公を苦しまずに殺してくれるそうです。
勝っても負けても破滅でした。
嘘つきー
しかも、主人公の魔乖の力が消え去ってます。
魔乖咒を使えたのは源祖のおかげだったようです。
源祖は圧倒的な力で襲い掛かってきます。
ナナin先生もやられて絶体絶命です。
そのとき!
原初の八祖の骸を元に作られた七冊の魔道書が主人公を守ります。
星辰の祭壇では『歪』のエリザベートにエミュレートされたコピー品で代用された癖に頑張ります。
本当の見せ場は祭壇のはずなのに。
更に、微かに残るサクラの意識が、最後の力を振り絞って異次元に源祖ごと体を封印しに、此処を去ります。
根拠も無く「助け出してやる!」と告げる主人公。
「信じてるよ」とサクラ。
気絶しているヨル。
無残な姿で横たわるアイリス(先生)
体はナナなのに、もうアイリス呼ばわりです。酷い扱い。
それにしても、今回の話は、展開が急なわりに内容が薄く、登場人物の心の動きも厨二特有の痛さを出しているものの、物足りないものとなっていました。
もっとはっちゃけて欲しいものです。
さぁ、唐突に魔宴も終わり話は終盤の雰囲気をかもし出してきましたが、伏線とか設定は無事回収できるのでしょうか。
・ナナにインストールされた<星辰の金貨>(祭壇用済み)
・幻の絶端流剣術と残りの七剣八刀
・残りの五聖竜
・「魔宴」という儀式を通して生まれる「魔王」
・究極戦闘兵器「魔王」
・失われた八番目の八祖
・記憶を無くした幼馴染
幼馴染が実は失われた八番目の…
これから読んでみようかな?と思っているアナタ。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5) 本日発売です。
ぼくと彼女に降る夜 ガールズ・メイク・クライ~偽りを慟哭する者
表紙に釣られてもう7巻、貶すからには買わないとの精神でウォッチし続けております。
発売から2ヶ月も経ってしまいましたが、被害者を増やさないため、ネタばれ全開で頑張りたいと思います。
今回、物語としては急展開を迎えます。
が、読み物としてはあっさり。
主人公はほぼ空気。
期待してはいけません。
頑張って見所を探していきましょう。
「毎日のように清夢家にやってくる『歪』の魔乖術師、サクラリス」
さっそく裏表紙に間違い発見です。
さて前回、「天才」こと『異』の魔乖術師サクラリスを新たにファミリーに加え、
主人公のロリータキラーっぷりに拍車が掛かってまいりました。
氏曰く、「満年齢で言うと、僕は今年で五歳になるよ」(前巻より)
現在四歳ですね。
先生(年上)→ヨルミルミ(同い年くらい)→ナナ(年下○学生くらい)→サクラリス(ょぅじょ)
回を重ねるごとに主人公の周りの女性年齢が低くなってきます。
しかも、
「ねぇ、ナイト君。単刀直入に言っていいかい」
「SEXしようか」
「僕の見立てでは君童貞だよね。僕も処女だからお互いちょうどいい。一つ経験を積もうじゃないか」
と四歳に迫られてしまいます。
八街さんは何に挑戦しているんでしょうか。
あ、見た目は15歳くらいらしいです。
でも、それでもアウトですよね。
さてさて、今回、魔宴が急展開を迎えます。
七名の参加者のうち、『滅』『偽』『歪』は既に滅び、『異』は離脱。
『闇』ヨルミルミの相手は『時』と『無』の二人となりました。
「天才」サクラリス-レポートによると、、、
『無』はあらゆる事象を消去することができる魔乖咒。まぁ、そこまでたいしたことはできないんだけど。
ちょっとエクスデス様にアヤマレ。
どうやら自分自身の存在を抹消して、「存在しない存在」になるつもりのようです。
「存在しない存在」なので存在することすら知ることができないから、警戒も何もできないとかなんとか。
他の参加者が最後の一人になって油断するまで待ちまくる戦法なんですってよ。
そんな厨二設定の塊のような『無』もマシだと評するのが『時』
『時』は時間を操る魔乖咒。『時』はその力で自分自身の時間を停止させる気だよ。
時間が停止すれば、時間の中で生きるものは誰も手出しができなくなるとか。
自分からも手出しできなく変わりに、半永久的に生きることが可能、と。
自分以外の参加者が死ぬまで、何百年でも何千年でも待つ戦法なんですってよ。
回りを固めて海にでも沈めてしまえ。
止まった時の中からどうやって外の状況を知覚するのか?とか突っ込んじゃダメですね。
だって、
「『無』と『時』の二人は僕が殺しておいてあげたよ」
わーぉ。魔宴終了のお知らせ。
もの凄い出落ちでした。出てませんが。
さてさてさて。
流石にヨルさんは素直に勝者を受け入れません。
ツンですね。
『異』と『闇』の対決の火蓋が切られます。
タイマンです。
主人公は見学です。
サクラの攻撃!→ヨルは瀕死の重傷を負った。
あれ…ヨルの様子が…
ヨルは「始原の暗黒」に変化した。
サクラの攻撃!→しかし効いてない!!
ヨルの攻撃!→サクラの四肢が弾け飛ぶ!!しかし効いていない。
ヨルの攻撃!→サクラの存在が消し飛ぶ!!しかし効いていない。
次元の狭間からサクラの本体(幼女)が現れた!
サクラリスビーム!
→ヨルの半身が消滅した。再生した。
サクラリスビーム×2!
→ヨルの頭部以外が消滅した。再生した。ビームへの耐性を得た。
サクラリスの四妖拳!サクラリスビーム×4!
→圧に負けヨルの体が砕け始める!羽が生えた。抜け出した。ヨルは暴走した。
ヨルの攻撃!攻撃!攻撃!攻撃!!…
やられても、その攻撃に対する耐性を得、進化し続ける究極戦闘生命体「魔王(エル・ケーニッヒ)」の力の暴走により、サクラを圧倒するも、ヨルの存在が「魔王」に侵食されていきます。
もう手遅れです。
ナイト「I Love You.」
ヨル「Me too.」
めでたしめでたし。
戦闘後、なぜか無傷のサクラとの会話タイム。
普段からアレな主人公ですが、気絶しているヨミを今のうちに殺すというサクラに激怒してサクラを傷つけます。精神的な意味で。
本気で傷つき、心を閉ざすサクラ。
それを見てハッとする主人公。
この流れなら再び心を通じ合わせるためには、間違い無くあと1巻くらいのエピソードが必要なところです。
ナイト君の「自分はまたも…取り返しのつかないことをしてしまったのかも、しれない」という認識。間違ってません。
しかーし。打ち切り間近感溢れる急展開のこの巻。
10ページで解決。
そして、ょぅじょからのお約束のキス。
そして、ょぅじょへのディープなキス。
アグネスさーん。
どっこい、しばしば主人公の中で出てきた例のお方が顕現され、サクラリスの体を乗っ取ってしまいます。
「我こそは源祖。全ての魔乖を生み出した始まりにして終わりの存在なるぞ」
どうやら主人公の中でサクラの体を乗っ取ろうと機を伺っていたそうです。
で、褒美に主人公を苦しまずに殺してくれるそうです。
勝っても負けても破滅でした。
嘘つきー
しかも、主人公の魔乖の力が消え去ってます。
魔乖咒を使えたのは源祖のおかげだったようです。
源祖は圧倒的な力で襲い掛かってきます。
ナナin先生もやられて絶体絶命です。
そのとき!
原初の八祖の骸を元に作られた七冊の魔道書が主人公を守ります。
星辰の祭壇では『歪』のエリザベートにエミュレートされたコピー品で代用された癖に頑張ります。
本当の見せ場は祭壇のはずなのに。
更に、微かに残るサクラの意識が、最後の力を振り絞って異次元に源祖ごと体を封印しに、此処を去ります。
根拠も無く「助け出してやる!」と告げる主人公。
「信じてるよ」とサクラ。
気絶しているヨル。
無残な姿で横たわるアイリス(先生)
体はナナなのに、もうアイリス呼ばわりです。酷い扱い。
それにしても、今回の話は、展開が急なわりに内容が薄く、登場人物の心の動きも厨二特有の痛さを出しているものの、物足りないものとなっていました。
もっとはっちゃけて欲しいものです。
さぁ、唐突に魔宴も終わり話は終盤の雰囲気をかもし出してきましたが、伏線とか設定は無事回収できるのでしょうか。
・ナナにインストールされた<星辰の金貨>(祭壇用済み)
・幻の絶端流剣術と残りの七剣八刀
・残りの五聖竜
・「魔宴」という儀式を通して生まれる「魔王」
・究極戦闘兵器「魔王」
・失われた八番目の八祖
・記憶を無くした幼馴染
幼馴染が実は失われた八番目の…
これから読んでみようかな?と思っているアナタ。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5) 本日発売です。
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